代表質問を終えて

2月28日に岡山市議会議場にて「代表質問」をさせて頂きました。
いや〜、これは、本当に過酷を極めまして、ある種の議員になるための通過儀礼なんだな、と感じました。

その名の通り、岡山行政に質問する訳ですが、「物申す!」というよりは、どちらかというと僕のスタンスは、「チェックする」というよりは「一緒に何かやりましょう」という提案型がしっくりきています。

議員活動もはや2年。任期の半分、折り返し地点にが来た所で、この代表質問の場が与えられた事によって、これまで、僕がどのような意識、課題をもって取り組んできたのかについての総括を自分自身にも問うことができたし、当局の皆さんへも示すことが出来、そして、なにより、皆さんへ伝えることが出来ることへ本当に感謝しております。

そういえば、終えて、2週間も経ってましたね、、。代表質問のやりとりの原稿調整など(会期中でもあり)で時間がかかってしまいました。精根尽きてぶっ倒れてた、というのもあるんですが(笑)。

約一ヶ月間かけて、原稿をつくったんですが、これは「代表」ということもあって、僕の所属する会派のみなさんの意見も踏まえて僕が代表で登壇するわけですけれども、僕のいわゆる「守備範囲」ではない項目もあるわけです。僕の範囲は主に、「中心市街地活性化」「教育」「障がい福祉」「文化芸術」なんですが、例えば、財務、医療、防災関係等については苦手分野なので、会派の皆さんに助けていただいて、見識が広がって勉強になりました。

しかし、本番三日前は毎日10時間の監禁を当局に強いられ(答弁調整)、本当に、飲まず喰わずで、、。でも、当局の方々も切羽詰まってるんですね、、まあ、これはこれで「代表質問調整のあり方」を改善しなければ、お互いで知識を深め合って市政のための「よい質問」を(僕は作品だと思ってますが)生み出す事はできない。質問したからって、明日から何か変わる訳ではないんですよね、個人商店じゃないんだから。70万都市経営。はやいものは1〜2年、だいたいは数年かけてお互いがその課題の改善に向けて取り組んでいかなければならない。だから、この「答弁調整」というのは非常に大切なんだと、僕は思っています。議員の皆さんはそれぞれの意見をお持ちでしょうが。僕は、根っからのプロデュ−サーなんで、良い舞台はリハーサル、段取り次第なんです。やらせとか出来レースでしょ?っていわれるけど、そんなもの当たり前ですよ。肝心なのは、真剣にお互いが調整出来ているかどうか。

そして本番、議長より名前が呼ばれ、登壇。
傍聴席はほぼ満員。しかも、20〜40代。平日の朝ですよ。みんな、仕事休んだり、さぼったり(笑)、とにかく、無理をして来てくれた。もちろん、50代〜70代の方々にも大感謝です(笑)。

これまで、これほどの若い世代の傍聴があったでしょうか?
感動しました。喋る前から。
これまで、傍聴席には2〜3人の仲間が駆けつけてくれて、本当に、助かってました。やっぱり、居てくれたら、そのひとへむけて喋れるからね。ケーブルテレビやインターネット中継もあるけれど、やっぱ、そこにある、ひと、こと、もの、全部で質問(作品)はつくられるから。

この日は完全にホームでした。

意気に感じた僕は冒頭で、つい、「っていうか、中心地市街地の活性化っていうけれど、まずはこの市議会からなんじゃないですか?」と言ってしまったり。いや、これはこれで、言いにくいフレーズなんですよね、、興に乗れて言ったけど(笑)。しかし、これは真実です。議会の活性化しなければならない。どうか、岡山のみなさんがまずは傍聴に来てやって下さい。出来れば、「監視」ではなく、時には「頑張れ!」と。そうすれば市長、担当局長、そして、我ら議員も、元気が出ます。

今回は我らニューワールドパーティのメンバーが「シギカイツアー」なるものを組んでくれ、また、そこに沢山の方が参加いただき本当にありがとうございました。あらためてこの場を借り、遅くなりましたが大感謝を申し上げたいと思います。

全、3時間からなるギカイでのワンマンライブの内容はホームページの「議会質問」で見てやって下さい。

インターネット録画 http://www.okayama-city.stream.jfit.co.jp/

伝説の岡山市への一歩