2016年12月 定例議会個人質問

2016.12.15

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新しい経済・交流都市オカヤマ実現のために

今議会冒頭の市長所信にて経済・交流都市を将来都市像に掲げる岡山市として、地域経済の活性化に向けた取り組みのさらなる強化と、文化芸術の持つ力を活かしながら岡山の新たな魅力を創出し、国内外へ向けた発信により多くの人が岡山へ交流できるマチづくりを言われました。新しい経済・交流都市を目指すうえでは、新しい組織・推進体制が必要と考えます。本市においては経済と交流(スポーツ・芸術・国際)についての部署は別々になっています。政令20都市のうちそれを併せ持った機構になっているのは16市、該当しないのは本市を入れて4市であります。

(1)本市における観光・交流創出を創造的に展開していくためには、さらなる予算と人員の拡充、並びにそれを活かすための組織体制が必要だと考えます。日進月歩で動くインバウンド等の観光産業の対応について、市長のご所見をお願います。

<答弁> 国においては、「明日の日本を支える観光ビジョン」で「観光産業を革新し、国際競争力を高め、我が国の基幹産業に」との視点を掲げ、2020年の訪日外国人旅行者数の目標を4,000万人に設定しています。本市としても、地域経済の成長エンジンとして期待される「観光」を重要政策に位置付け、国の地方創生推進交付金を活用した「岡山型ヘルスツーリズム拠点化事業」等に積極的に取り組むとともに、観光コンベンション推進課の係を再編し、体制強化を図ってまいりたいと考えております。また、この11月28日に岡山商工会議所から、創造的集客・交流都市「岡山」の実現に向けて「観光局(仮称)」創設の提言もあり、「観光」を重要施策と位置付けている本市の方針とも重なることから、経済局の名称を「産業観光局」に変更することをさらに指示しているところです。

(森山所見)新しく局の名称を変えられとのことです。その対応は評価しますが、しかし、本市はこれまで他都市に遅れをとっている訳ですね。4年後のオリパラに向けて各都市熾烈なインバウンドを中心とした観光業に専念していることを考えれば、もう一歩その先をいかなくてはいけません。先日岡山市に人を呼び込む調査特別委員会視察で千葉市へインバウンドへの取り組みを伺いに行って参りました。観光プロモーション課の課長さんは任期付の地元企業からのプロデューサーを任命し、担当室の職員も旅行代理店、商社勤めからの正規職員としておられました。数年で部署移動する公務員では専門性ある対応は限界があるのではないでしょうか?庁内人事の適材適所化、民間からの人材登用については権限と責任を持たせることで(民間では当然)既存の庁内風習の抱える責任の所在問題解決の糸口になるのでは? これからの都市経営において政策立案についても民間との出向制度など、市民恊働を実践していくべきだと考えます。

瀬戸内連携について

日本最大のDMOといわれるせとうち観光推進機構が本年4月に広島を本拠地として立ち上がりました。DMOとは「Destination Marketing / Management Organization」の頭文字をとった略語で、「地域の観光のマネジメントとマーケティングを一体的に担う組織のこと」を意味しています。これにより地域内の官民協働や広域的な地域連携がさらに強化され、魅力ある観光地域づくりの活動がより多角的に多方面に広がることが期待されます。

(2)広島のせとうちDMO、並びに県域の他の拠点都市、また倉敷市との連携をどのようにお考えでしょうか?またその新しい取り組みをどの部署がどのように担っていかれようとされるのか?お考えをお聞かせ下さい。

<答弁> 観光による瀬戸内地域の活性化を目指す官民連携組織である「せとうちDMO」は、今年4月から事業を開始し、地場産品の販路拡大やクルーズ事業の支援等に取り組んでいます。本市としては、観光コンベンション推進課が中心となり、広域観光周遊ルート「せとうち・海の道」の県内の他の拠点都市である倉敷市との一体的観光をなお一層PRし、また、備前市とは、岡山連携中枢都市圏としても伝統工芸品である備前焼の利用促進を中心に連携を強化するとともに、せとうちDMOのさらに広域的な取組とも連携するなど、瀬戸内ブランドの確立に多角的に取り組んでまいりたいと考えております。瀬戸内海沿岸の中心都市である本市と松山、広島、高松の4市が観光や産業振興で連携を強化しようと連合会が立ち上がっています。

(3)今年はマレーシアへプロモーション、来年度はアジアからの受け入れに向けて連携し取組まれるとのことですが、イベントにとどまらず継続的な観光創出事業として取り組み、瀬戸内圏域におけるあらたな経済・産業振興へとつなげていくべきだと思いますがいかがでしょうか?

<答弁>先月開催した瀬戸内4県都市長会議では、当面は観光分野等で連携し、瀬戸内を盛り上げる活動を継続していくという方向性で一致し、来年度は、夏ごろをめどにタイの雑誌社やパワーブロガー等を招いた視察ツアーを共同開催することで合意し、今後、幹事市である高松市を中心に協議していくことになりました。 タイについては、本市としても従来からインセンティブツアーを中心に、重点的なプロモーション活動を行ってきている地域でもあり、4市連携により、さらに魅力度を増すとともに、実施に当たってはその後の継続的な誘客につながるような仕組みづくりについて協議していきたいと考えております。

(森山所見)せとうちDMO、4市連合について歩調をあわせてそれぞれのダイナミズムで終わらせないように観光事業を通した広域連合のもでるになるように取り組みをお願いしたいと思います。その中で、まずは隗よりはじめよということで先日京橋から犬島付近まで船を出す社会実験に関わりました。船上からみる岡山市を島としてみるあらたな発見感動が沢山ありました。来年度より犬島方面まで船の運行を通した広域連携事業に取組むべきだと考えます。

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障がいとアートによる経済・産業振興について

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催されます。オリンピック憲章では「スポーツを文化と教育と融合させる」ことをオリンピズムの目指すものとしており、大会開催時にはスポーツ競技だけでなく、並行して文化プログラムを開催することが義務づけられています。記憶に新しい2012年のロンドンオリンピックでは、“カルチュラル・オリンピアード”と題した大規模な文化プログラムが展開されました。日本においても、スポーツだけでなく文化芸術を通して国全体を盛り上げようという機運が高まってきています。とりわけ今年リオ開催においてのパラリンピックはこれまでにない注目を得ました。東京五輪でパラリンピックが注目を集めるのは間違いないと思います。 スポーツにオリンピックとパラリンピックがあるように、文化芸術や生活文化においても障がいのあるひとの表現やものづくりを発表出来る場が必要ではないでしょうか?全国組織においてもパラリンアートという存在もお聞きします。岡山市版としての文化プログラムについてお聞きします。

(4)本市においても、例えばおかやま国際音楽祭や芸術祭、芸術交流等において障がいのあるひとのためのプログラムを設けてみてはいかがでしょうか?

<答弁> 本市の文化振興においては、誰もが文化芸術に親しむことを方針の一つとして、おかやま国際音楽祭や岡山市芸術祭等の事業に取り組んでいるところです。 近年、障がいのある方の創作や演奏などの表現活動が人々に感動を与え、また、その独創性などが注目されているところです。今年度も「岡山市芸術祭」の参加事業として、障がい福祉関係のNPO法人の方が主催する、ハンディーのある人が制作した作品展が開催されました。また「おかやま国際音楽祭」の街角ステージに障がいのある方にも出演していただき、心温まる演奏をご披露していただきました。 今後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、スポーツだけでなく文化についても機運を高めていくことが必要であると考えており、おかやま国際音楽祭など、今後、岡山市が行う事業やイベントの中で、障がいのある方が活躍する機会が増えるよう、どのような応援ができるかについて、関係部署や市民団体などと連携しながら研究してまいりたいと考えております。

(森山所見)世界ではフィジカルにハンディがある人のスポーツは盛んになりつつあります、車椅子や義足等が非常に洗練されてお洒落になったことも大きいと思います。しかし、目に見えない障がい(知的・情緒・精神)についてはまだまだ遅れをとっています。特に我が国においては。東京オリンピックを捉え、障がいについて、アート・芸術を通して振興していくべきであります。今後の取り組みに期待をするところです。 NPO法人やボランティア等による営利を目的としない障がい者支援は非常に重要です。しかし、障がいのあるひとの経済的自立のためには事業を継続させることが重要で、そのためには事業によって利益を生み出し、きちんと対価を支払うという仕組みを成立させることが必要です。海外では多くの障がいのあるひとが芸術家として評価されていますが、日本では芸術家として生活できるまでにはまだ至っていません。障がいのあるひとならではのビジネスを軌道に乗せていくことによって自立しやすい環境ができる、それは今後の目指す地域包括ケアシステムの一助になるとも考えます。 障がいのあるひとの働く場として、墨田区には20カ所近くの福祉作業所やデイサービス等があり、Kaiというネットワークでむすばれています。墨田区のクリエイターがKaiや地域の行政・企業・お店・生活者と力をあわせ、自主生産品のデザイン・製作・販売・PRなどをお手伝いし、障がいのある人々を支える「すみのわ」という名のプロジェクトがはじまっています。障がいのあるひとの職域開発促進と経済的自立を目的とするような施策事業を行う為の推進体制が求められると思います。

(5)本市には就労継続支援B型事業所といわれる福祉作業所がおよそ50ほど存在します。福祉業界にとどまらない民間におけるクリエイティブな発想による人々の暮らしに役立つ商品開発、販路開拓について充分な取り組みがなされているでしょうか?B型についてはおよそ時給150円月給13000円の現状をどう考えるのか?現状への所見と今後の改善への取り組みについてお聞かせ下さい。

<答弁> 就労継続支援B型事業所の工賃が低い水準であることは、障害者の自立に向けての課題と認識しております。岡山市では福祉分野以外のノウハウを活用するため、昨年度から民間のデザイナーに障害者就労施設の商品改良等のコーディネートを依頼し、商品の売上増加を図り、収益向上に取り組んでおります。この取組の中で、改めて商品についての情報発信や販路開拓などの必要性を感じております。議員ご提案のネットワークの事例等を参考にしながら、市内のNPO法人、ボランティアや企業等との協働を図りつつ、商品開発や販路拡大の推進など、工賃向上に取り組んでまいりたいと考えております。

都心創生まちづくり構想について

都心創生まちづくり構想からはや3年が経とうとしています。経済と交流都市を目指す本市において、まずは都心創生まちづくり構想をその理念に基づき着実に進め、岡山城、後楽園を中心としたエリアを本市における観光のランドマークにしなければなりません。

(6)あらためて構想の理念とビジョン、実現に向けたこれからの10年の構想の中身をお聞かせ下さい。

<答弁> 「都心創生まちづくり構想」は,岡山城・岡山後楽園を中核とし,城下町に伝わる歴史資産や文化資産を活かした,風格と魅力ある都心づくりを進めるための,基本方針として策定したものです。今後,構想において概ね10年以内に事業完了を目指すとする,岡山城主要部等の市有地の活用を中心に,検討を進めてまいりたいと考えております。

(7)岡山城、城域における観光創出、文化芸術の力を活かしたマチづくりのために必要な機能とはなんとお考えでしょうか?お聞かせください。

(8)構想の核として城域における「歴史公園整備」という言葉はあがっていますが具体が示されません。そのなかで岡山城内は経済局、岡山城のウェルカムゾーンにあたる石山公園については都市整備局は新たな整備へ取組まれようとしています。全体のとりまとめが政策局とおききしますが、一体的な整備になるのか懸念を感じます。ご所見を

<答弁> 一括してお答えします。 「都心創生まちづくり構想」では,「岡山城本丸」は「歴史体験ゾーン」として,天守を中心に岡山城の魅力と文化財価値の向上を図るとし,「岡山城西の丸・旧本丸・石山」は「岡山駅方面から城を訪問する際の入口」としております。「岡山城本丸」につきましては,この構想を踏まえ,岡山城の魅力向上,誘客促進を目的とした「岡山城天守閣等のあり方検討調査」が実施されているところです。また,「石山公園」につきましては,「岡山城西の丸・旧本丸・石山」に隣接しており,エリアの回遊性の起点となるような賑わいの創出や、歴史的な景観を生かした整備となるよう取組を進めているところであり,これらについて,関係部局と引き続き連携を図ってまいりたいと考えております。
<答弁> 平成26年度から実施しております,旧内山下小学校等を活用した社会実験につきましては,「賑わい創出」や「体育館や校庭を含めた廃校の活用」という面で,一定の効果を得たものと考えております。一方で,旧内山下小学校校舎は昭和初期に建築された建物であり,現状では,消防法等による建物使用方法の制約の中での利用となっております。 こうした中,今年度は,旧内山下小学校を,アートや演劇など,歴史・文化・芸術の創出の場として活用し,発表の場を旧内山下小学校体育館や運動場をはじめ,地域の店舗などにも広げました。あわせて石山公園において,岡山芸術交流の開催期間にあわせ,食を中心としたイベントを実施し,事業全体では,延べ約4万5千人の参加がありました。 これらの結果について,今後,岡山城主要部の活用検討を関係部局と進めていく中で,議論する際の参考とし,社会実験についてもその方向性を検討してまいりたいと考えております。

(森山所見) 都心創生構想ですけれども、取り組みが始まってもう3年がたつんですね。 この構想のポイントの一つは、市長がご答弁で来場者が増えていると仰っていましたが、これは岡山市が能動的に主体的に戦略をもって集めた数ではないと認識しています。全てがそうではないと思っていますが、まだまだ取り組めるのではないかということを考えています。これは高谷市政の時から質問に立たせて頂いていますが、やはり4つの局、部署にまたがる運営、経営に、これからの都市間競争を勝ち抜くのには無理があるのではないかと、そういった中で、今回の構想のポイントの一つは、管理・運営に関して有機性を持たせることだと思うんですね。歴史・文化の力を活かした賑わい創出の運営体制の再構築と考えています。その中で、都市整備局の石山公園の改装と、経済局における岡山城の中の展示とかプログラムの変更とか仰っている中で、やはり大本丸は、この歴史公園の整備なんですね。今、市の所有する内山下小学校跡地、市民会館、そしてNHK跡地ですね。これはもう市が所有している訳です。間違いなく核になる訳で、しかしそこがまだ、歴史公園を造ると言いながら、ぼんやりして描き切れていない訳ですよ。その中で社会実験として内山下小学校を活用して、どのような賑わいが起きるか取り組んでみようと、これ3年間取り組んだんですよ。3年間取り組んだんですが、校舎の活用の制約が増える中で、正直、今年はなかなか大きな賑わい創出にはつながらなかったと認識していますし、運営団体の方もかなり苦労があったと言うこともお聞きしています。この社会実験をいつまでするのか、ということもありますし、本丸である歴史公園のあるべき姿を議会において、来年度からしっかり議論を進めていくことについて、いかがでしょうか。相変わらず検討するというようなことが続いていることにすごく違和感を感じるんですね。今の市民会館は、5年後に今の営業形態を閉館することは決まってますよね。とすると、その5年を一つの目安にして、来年度からどういう風に議論、どういうイメージ、その歴史公園に必要な機能は何か、そういったものの議論に入っていくべきではないかと考えます。そして内山下小学校については、ここ十数年ずっと活用がなされないままであります。地域住民にとっても、早めの対応をしていく必要が当局にもあるんじゃないかと思います。

(9)今年9月に示された後楽館中高校跡地における公募時期・条件についてどのようにお考えでしょうか?構想で示すように文化芸術による人々の回遊・交流創出に資する活用にブレがないよう確認をさせて頂きます。

<答弁> 後楽館中高校跡地につきましては、中心市街地にあって周辺環境がよく非常にポテンシャルが高い土地のため、民間活用することとし、外部有識者からご意見をいただきながら公募による売却の方法(募集要項(案))を検討してきたところです。当該跡地は、都心創生まちづくり構想において「文化・芸術ゾーン」とされた天神町にあり、公募条件として考慮してまいります。公募時期としましては、平成29年1月に募集要項をお示しし、6月頃に事業者を決定できるよう手続を進めてまいりたいと考えております。新しい文化芸術施設の立地、後楽館中高の跡地の民間活用も決まり、残すところは旧内山下小学校の活用のみとなりました。旧内山下小学校では本年も廃校を活用した社会実験が開催されました。

(10)今回の開催の所見と、いつまでこの社会実験を継続するおつもりなのかお聞かせ下さい。今回は色々な制約のあるなかで現場の運営も多く苦労があったとお聞きします。いよいよ来年度には活用に向けた議論が必要なのではないでしょうか?お聞かせ下さい。

<答弁> お尋ね2点ございまして、まず1点目が社会実験と歴史公園の整備の議論という点でございます。今ご指摘いただきましたようにハイコーチャレンジという社会実験につきましても、3年目、今年で3年目という状況になっておりまして、今年は少し例年から手法を変えまして実施をしたところでございます。にぎわい創出につきましても先ほどのような一定の成果があったものと考えております。終了した今、直後になっておりますけれども、今年の実験結果、また過去2年の実験結果も総括を一旦させていただきまして、また関係者のご意見も伺いたいと思っております。こういった検証をしながら、歴史公園の整備、この辺一帯、市民会館、NHK、旧内山下小学校跡地とございますので、これにつきましては関係の部局と今後しっかり議論をしていかないといけないと考えております。まずはですね。

岡山芸術交流について

本市において初となる現代アート展がこの秋に開催されました。当初の目標を大きく上回る延べ20万人を超える来場者を記録しています。手探りのなか第一回目の開催は本当に大変であったと思いますが、まずは関係された職員の皆さんは本当にお疲れさまでございました。

(11)市長所信においては「有意義であった」お話が中心でした、が課題は山積されると思います。当局の現場で感じた率直な感想、反省課題、今後の展開をどのようにお考えでしょうか?来年度からの3年後の開催を見据えた岡山芸術交流の推進体制について所見願います。

<答弁>このたび開催した「岡山芸術交流2016」は、これまで触れることがなかった世界16か国31組の作家による質の高い現代アート作品の国際展覧会でしたが、それを支える運営には多くのサポートスタッフが参加していただき、来場者からは好評をいただきました。また、あわせてパブリックプログラムを実施し、作家から直接作品への思いなどを聞くアーティストトークやアート関係の方々をお招きしたシンポジウムなどは現代アートをより身近に感じられる機会を設けることができたと考えております。 一方で、現代アートになじみが薄いという声もお聞きし、事前に岡山芸術交流の概要等をわかりやすく周知することや、来場者がより鑑賞しやすいサポートの仕方、地域との連携など、課題があると認識しております。また、今回、岡山芸術交流を推進するにあたっては、他の芸術・文化及び賑わいイベントに関係する部局と連絡会議を開催し、各イベントの情報共有等を行い広報誌等によるPRも実施いたしました。今後、継続開催を目指すにあたっては、推進体制も含め、芸術・文化による岡山の魅力づくりに向け、実施結果や課題をひとつひとつ検証してまいりたいと考えております。

(森山所見)今回は私の住む町内に作品があったりとまさに地元での開催であったので虫の目としての感想を言わせて頂きます。現代アートというのはまだまだ一部の上流階級のものというようなイメージを払拭しきれていません。ここで認識を共有しなければならないのはまず、日本において舞台芸術や現代アートの分野については同じ文化のスポーツよりもはるかは遅れをとっているということだと思います。芸術作品を飾ることは二の次、まずは誰もがもつ「芸術性」をその作品によっていかに引き出すことができるのか?この仕掛け、これに尽きると思います。地元の巻き込み、町内会は勿論、地元の小中学校の生徒さえ参加していませんでした。全市的にも市民を巻き込むプログラムが弱かったですね。(先月視察した埼玉トリエンナーレの説明)今回は事務局体制が非常に脆弱であったとことをはじめ、なにより市のスタッフ特に若手にとって現場をリアルに経験できる最高のチャンスではなかったかと思うんですね。テーブル上だけではない生きた市民恊働・文化芸術交流を体験することができたはずです。歴史や文化芸術のマチづくりを謳うのならば職員のセンスを磨くことこそ大事でしょう。また今回関わられた約400名の想いのあるサポートスタッフさんたちの連続性の確保も大切です。 県内では奈義、近くには猪熊現代美術館があります。なにも、現代美術館が必要だとはいっていませんが、岡山市管轄には美術館がありません。全国に誇る所蔵品を所有するオリエント美術館もありますが、教育委員会はそれを活かしきれていません、こころを鬼にして申うすならばまさに、芸術という墓場に成り下がってしまっているのが現状ではないでしょうか?市民が集えてない。 ポイントは今後、現場を担う、文化振興財団の改革にあります。5年後には新しい文化芸術施設、3年後には芸術交流、毎年の国際音楽祭、芸術祭とありますから、一体的で有機性のある推進体制をつくるには今後所管す既存の文化振興課だけでは無理があります。文化芸術のマチづくりにむけた推進体制強化を願います。
<再答弁> サミットにつきましては今事務局の人員の面でのご指摘もございました。またその他の方にも上げさせていただいているところでございます。こちらにつきましては継続開催を目指すにあたって、しっかりと検証していきたいと考えております。