2016年 6月定例議会個人質問

2016.06.18

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1 新しい文化芸術ホールについて

ついに、33年に開業予定の新しい文化芸術ホールの立地場所が表町千日前地区に決定致しました。まちづくりの視点から都心1kmスクエアの南東角にランドマークとなり得る、集客力のある新しい施設が必要であるとされました。

地域に愛され、かつ世界に開くホールをつくるためにはどうすればいいのか?お手本にすべき他都市事例が幾つかありますが、自治体規模や地域特性が似通っているのは金沢市における金沢21世紀美術館(2004年開館)ではないかと思います。現在コンスタントに約150万人の来館者がある金沢有数の観光スポットであります(兼六園はおおむね180万で推移)。

金沢市も岡山市の後楽園と同様に兼六園というワンアイテムに頼る典型的な観光都市でした。年間宿泊者数約200〜220万、2004年開館からはその効果により約230万人を維持されているようです。館は平日は18時閉館ですが、週末は20時まで、カフェレストランは20時まで、無料の交流ゾーンは22時まで開放されているため、若年層の認知と夜間営業による宿泊者の増加があるそうです。成功の理由としては、建築の素晴らしさ、開館数年前からの地域でのアウトリーチ(告知活動)、ベネチアビエンナーレでのプレゼンテーション等国内外での幅広い広報活動。通常は美術館学芸員は開館直前に雇用されることが多いが、21世紀美術館は開館の5年前から常勤雇用を開始し開館準備にあたったといいます。

また組織においては学芸部とは別に賑わいを創出するための交流部を設けて、広報と交流に力を注がれ(開館6年前から20回にわたるプレイベント開催されています)、その効果で開館時には200人を超えるボランティア登録があったといいます。

この背景には金沢芸術村などの地道な成功例の積み重ねがあります。金沢芸術村は公設でありながらNPOが運営を担い、24時間利用可能な舞台稽古場施設です。美術館への来館者150万のうち有料者は30万にとどまるが、マチナカへこれほどの交流人口を創出する施設ができれば周囲の商店等への経済効果は目に見えて現われます。その効果額は大阪市立大学佐々木雅幸研究室の調査によれば開館1年目で328億になったとも言われます。

これから中四国をリードする創造性あふれる経済・交流都市を目指す岡山市において、この新しい文化芸術ホール建設は大きな活力にせねばなりません。勿論、このホールが「鑑賞」「交流」「創造・発信」をバランスよく機能させ「市民に愛され、地域文化に対する誇りを持てる内容で、かつ、国際的に開かれたもの」を実現することが大前提であります。また、近隣自治体との人材育成や教育等のネットワーク拠点になる必要もあります。まずは、中長期的なマクロな視点で劇場とマチづくりに関するグランドデザインを考える必要があります。

(1)あらためて、市長より、岡山市を経済・交流都市へ創造していく、そのうえでの新しい文化芸術ホールの役割、それに賭ける思いについて、金沢市の取り組みへの所見とともにお聞かせ願いたいと思います。

<市長答弁> 新しい文化芸術施設は、誰でも気軽に立ち寄り、集い、憩える機能を有し、中心市街地1kmスクエアの南東角のランドマークとして、多くの人々を集客し、賑わいの創出や回遊性の向上など、中心市街地の活性化に向けた重要な核施設となり、長年にわたり市民の皆様に親しまれる施設として整備していきたいと考えております。
新しい文化芸術施設の整備に関する基本計画においても、文化芸術をつくり出すクリエイティブな機能を持ち、見た人を惹き付け、にぎわいの中心となるような象徴性を備えた外観の施設としたいと考えております。
なお、これまで、新しい文化芸術施設がどのような施設になるのかについて、十分アピールできておりませんでしたが、今後、様々な機会をとらえて情報発信していきたいと考えております。
また、この施設ができることで街がどのように変わっていくのか、どのような使い方ができるのかなど、シンポジウムやワークショップなどを通じて、金沢市の例も参考にしながら、市民の皆さんと模索してまいりたいと考えております。

<森山意見>
大森市政におけるこれからの経済・交流創造都市を担うであろう施設を実現するために、地域に愛され、かつ、国内外に開いた、広場づくりに向けてしっかりと取り組みをお願いしたいと思います。開業までの5年でホールと地域の活性化の素地をつくらなければいけない。千日前地区での劇場整備には幾多の困難も伴うと思われますが、賽は投げられました、決意を持って臨んで頂きたいと思います。

表町千日前地区に劇場が誕生することを、本市におけるマチづくりにとってベストポジションにしていく為の戦略づくりが必要です。劇場を孤立させない、劇場をマチに開いてゆく。そのためには劇場を核に周辺の主要施設や地区と連携して、点から線、さらに面へと相乗効果を拡大するうえで当該地区の人々が当事者意識を持ち、一体となれるようなソフト戦略が必要となります。

(2)文化芸術ホールをよりよいものにしていくためのソフト戦略作成について、文化芸術に関わる内外へ精通した人材による推進体制が必要だと考えますが?いかがでしょうか。

<答弁>ソフト事業の推進体制について。新しい文化芸術施設は、鑑賞するだけでなく、創造活動を行う機能を備えた劇場であり、まちに賑わいをもたらす拠点施設となることを目指しています。本施設で展開する事業を視野に入れ、今後、開館に向けて事業を実施していくためには、文化芸術によるまちづくりを実践し、総合的なプロデュースを行える人が必要であると考えております。また、その推進には、これまでにない新しい発想が重要であり、岡山で活動している若い人や、国内外の文化事情にも精通した人などにも、加わっていただきたいと考えております。

新しい文化芸術施設の整備に関する基本計画(案)において、施設配置の考え方として「象徴としての外観」と「周辺街区への賑わい誘導」を挙げられています。

(3)「象徴としての外観」の具体的なイメージ、その必要性について、また、どのような手法により実現していかれますか?

<答弁> 新しい文化芸術施設は、文化芸術の拠点施設となり、誰もが気軽に立ち寄りたくなる施設として、まちの賑わいの中心となることを目指しております。文化芸術施設としての象徴性に加えて、賑わいを誘引する起爆剤となるような優れたデザイン性を備えた外観が必要と考えております。
こうした岡山市の考えを、再開発準備組合が行う設計に反映していただくために、有識者から助言を得ながら、準備組合と協議を進めてまいりたいと考えております。

ホールを中心に市の管轄にあたる施設・事業の点在についてお聞きします。

(4)とりわけ、西の旧三丁目劇場、東の京橋エリア、そして東西中島における再開発、南にあたる旧市民病院の活用、北における商店街活性について現状と課題の分析、今後の取り組みイメージをお聞かせ下さい。

(商店街、3丁目劇場への答弁)旧三丁目劇場については、現在、地元地権者等で構成する表町3丁目15番地区まちづくり研究会に一地権者として参加しており、再開発を視野に研究を行っておりますが、関係する権利者も多く、活用に向けた意欲や共通認識などの醸成に時間を要しております。このため、引き続き研究会での協議を重ねるとともに、議論の熟度やスピード感等も勘案しながら、幅広い角度からの検討も必要と考えております。続いて、商店街の活性化については、昨年度実施した商店街等調査の結果では、商店街が抱える課題として、「空き店舗・非店舗が増加」や「商圏人口の減少」、「イベントのマンネリ化」、「経営者や後継者不足」、「駐車場が少ない」などが挙がっております。これらは、人通りや売上の減少、店舗の住宅化など様々な要因があると考えられ、解決に向けては、商店街関係者自らが活性化へ向けて意欲を持って取り組むことが重要であると考えており、行政としてもそうした動きに必要に応じて対応していきたいと考えております。

<東西中島への答弁>
東西中島地区は、昭和23年に公園として都市計画決定されておりますが、現在まで事業化に至っておらず、道路や堤防などの都市基盤整備も不十分であることから、水害などの災害に対して脆弱な状況にあります。また、現在でも300人を超える住民の方々が居住しているものの、人口減少・高齢化が進み、空き家が増えている状況です。
東西中島地区については、河川整備との調整を行いながら、親水性が豊かであることや中心市街地に近いこと等の地区の魅力を活かすなど、幅広い観点から地区整備の方針を検討しているところです。

(市民病院跡地への答弁)
旧市民病院の別館につきましては、現在、休日夜間急患診療所及び休日急患歯科診療所として使用するとともに、岡山市医師会に、その活動の場、事務局として賃貸をしております。本館等については、今年度から約2か年で、解体撤去いたします。この解体後の跡地活用については、地元の皆さんからのご意見、ご要望に加えて、新しい文化芸術施設の整備など今後の周辺の状況を踏まえつつ、有効利用の方法及び事業手法の検討を進めてまいりたいと考えております。

<森山意見>

地元意向は勿論大切ですが、まずは、本市所有の3丁目劇場跡地活用の具体案も考えなければいけない。人ごとではなく、市も主体性を持つべきである。そういう姿勢こそが事業を遅遅とさせる要因ではないでしょうか。商店街の活性化が失敗しているのも同様の要因がを感じる。現場に降りてきて商店主と一緒に汗をかくべき。

東西中島の活用については26年11月森山、27年6月下市さんへの質問に対して、地区整備の方針について検討を始められたとの答弁がありました。ですが、特に進んでないですよね?取り組みに変化が必要だと思います。この地については戦後本市における文化芸能発祥の地と聞いています。初めての劇場ができたと。アート関係による例えば空き家の活用等検討するべきです。

いずれにしても、南東角におけるエリアデザインについては新しい文化劇場設置により新しいフェーズに入ったといえます。その戦略作成に向け、市長中心に各局がしっかりとした連携で臨むように強く要望しておきます。

2 都心創生まちづくり構想について

(1)構想を掲げて2年が経ちます。ここであらためて、岡山城、後楽園を中心としたまさに岡山を代表する歴史文化ゾーンの魅力をどのように掘り起こし創造していかれますか?そろそろ構想の具体を示し、集中投資をしていくべきではないでしょうか?

いよいよ市民会館の移転先が決まり、創生に向けた第一歩がようやく動きました。次なる着手は構想エリア内にある二つの廃校活用ではないかと考えます。旧内山下小学校の活用については社会実験として時期を限定しこれまで2年間の活用をされ市民を中心とした多くの人々が活用し“時代にあった”にぎわい創出が出来ていることは周知の事実であります。今年度も社会実験として活用されますが、そろそろゴール設定がそろそろ必要ではないでしょうか?

(2)社会実験を総括し、新たなミッション(そもそも活用するのかしないのか?)に取りかかる時期ではないでしょうか?今後の廃校活用についての方針へ向けた議論へとりかかるべきだと考えます。ご所見願います。

もうひとつの廃校である旧後楽館中高校はながらく活用が出来ていません。早期に議論しなければなりません。所管は教育委員会です。ここで現施設を取り巻く環境を確認したいと思います。近隣では県の所有する総合福祉会館の閉館、自転車で10分には市の福祉文化会館がありますが閉館予定です。伴い市民文化ホールは新しい芸術文化ホールへ決まっていますが、その他の中央公民館機能や福祉団体等はまだ検討段階と伺っています。岡山中央中学校区に存在する旭公民館は老朽による立て替えの移転候補地を選定中といいます。加えて、隣接する教育委員会所管のオリエント美術館は素晴らしい建築、所蔵品をもっているにもかかわらず、近年、そのポテンシャルを発揮出来ずに経営について低迷を続けています。

(3)構想内ではありますが、地域実態の把握も必要だと考えます。今まさに、中心部に求められる機能・施設とは何とお考えでしょうか?

<1、2、3一括答弁>
岡山市の中心部である,岡山城・岡山後楽園を中心とする歴史文化ゾーンに求められる機能としては,先人たちが築きあげてきた歴史・伝統・文化をしっかりと受け継ぎ,市民にとっての「誇り」を醸成するとともに,来訪者に対して,岡山市の「魅力を発信」していくことが必要と考えております。このため,岡山城と岡山後楽園の連携を推進し,烏城灯源郷と幻想庭園の同時開催や,現代アートのイベント「イマジニアリング」の実施,「旭川かわまちづくり事業の実施など,これまでも当該エリアの魅力の掘り起しと魅力を高めるための事業を積極的に実施しているところです。なお,旧内山下小学校については,平成26年度から,廃校になった校舎を活用する社会実験を実施しているところであり,平成26年度は約13,000人,27年度は約17,500人が参加するなど,このエリアの賑わい創出に一定の効果が出ているものと考えております。今年度も,旧内山下小学校を活用した,社会実験の実施に向け,「岡山アートサミット」との相乗効果が発揮できるよう,石山公園との一体活用を行うなど,準備を進めているところです。今後は,このエリアにふさわしい機能や,活用方針について,これまでの社会実験の結果も踏まえながら,隣接する市民会館の跡地とセットで検討を進めて行くべき課題と考えております。
また,旧岡山後楽館中学校・高等学校跡地周辺は,都心創生まちづくり構想における「文化芸術ゾーン」に位置付けられており,文化・芸術や賑わい創出につなげていくことが必要と考えております。

<森山再質>
歴史公園整備への取り組みをなぜはぐらかすのか?現市民会館建て壊し跡を中心にその構想があるはずです。旧内山下小学校のゴールなき社会実験はいつまでやるのか?にぎわい創出することで新たな課題が見つかってきています。歴史公園整備の方針の具体を決める、そうすることでおのずと周辺に必要な機能、廃校活用についても見えてくるのではないでしょうか?隣接する石山公園の整備計画は30年着手とされています。一体的なエリアデザインにも齟齬がうまれるのではないのか?

そして、もう一つの廃校である後楽館中高跡地。構想があまりにも来訪者に偏りすぎているのだと感じます。地域に棲む人々のこころが地域の魅力をつくる。観光とは光を観る、光とは歴史文化、市井における人間活動そのものなのだと市長も前議会で言われました。仰る通りです。構想エリアにおける社会教育、市民活動、市民恊働、こうした機能が不足している現状を理解していただき、構想実現するためのファーストステップとして地域コミュニティの充実に取組んで頂きたいと思います。再度答弁を。

(再答弁)都心創生まちづくり構想では,城下町に伝わる歴史資産や文化資産を活かした,風格と魅力ある都心づくりを進めるための基本方針でありまして,その中には「歴史公園」すなわち「将来的には歴史資産を活かした公園として整備することを目指す」とされている地区等が,記載されております。内山下小学校の跡地や、それから市民会館の跡地もその他と認識しておりますが、この構想の中でも事業完了を目指す期間というものは、10年以内というものと、それからやはり歴史公園整備のように,期間を定めず中・長期の期間をかけて事業完了を目指すものが分けて、一応構想時には書かれておりますので、旧内山下小学校につきましても,この構想を踏まえながら,隣接する市民会館の跡地とセットで検討を進めて行くべき課題と認識しております。

(4)所管の教育委員会はどのような活用方針をおもちでしょうか?

<答弁>同じ項で旧後楽館中学校・高等学校跡地について、教育委員会はどのように考えているかというお尋ねでございますが、この旧後楽館中学・高等学校の跡地は、先ほどのご答弁にもありましたように、都心創生まちづくり構想の中で「文化・芸術ゾーン」に位置付けられた貴重な土地であります。その活用につきましては、全市的な視点で検討されるべきと考えております。なお、旭公民館につきましては、現地建て替えが困難であることから、中央中学校区内での移転先の適地を探している状況でございまして、早急に選定する必要があるものと認識しております。以上でございます。

3 パークマネジメント導入について

2月議会の結果、今年度より公園の賑わい創出に向けた新しい活用についてパークマネジメント実現に向けた取り組みが始まります。以下、お聞き致します。

(1)石山公園の協議体の設置について、メンバーやスケジュール、具体的な目的も併せてお聞かせ下さい。

<答弁>石山公園の協議体については、公園の特性を活かした利活用やルールづくりを市民協働で行うことを目的としており、協議体設立に向けた準備会を今年8月にも発足させることを目指し、現在、地元町内会やNPO等の利用団体、学識経験者などと参加者について調整を行っているところです。
今年度、準備会において、参加者の皆様とともに、公園の現状把握や課題の抽出、目指すべき方向性、ルール作りや組織のあり方などについて検討を行い、適宜、進行状況を広く市民の皆様にも公開すると共に、来年度には新たなルールを試行し、その評価・検証を行いたいと考えております。

(2)公園トイレを美しく清潔に保つためのトイレのネーミングライツをどのような手法で取り組みますか?スケジュールもお示し下さい。 

<答弁>公園のトイレのネーミングライツについては、パークマネジメントの導入を検討している石山公園と西川緑道公園内の2箇所のトイレについて、民間活力の導入によりトイレの管理の質を高め、市民や観光客の皆様に気持ちよく利用していただくことを目的に、秋には事業者の公募を行いたいと考えております。
実施に向けては、今月から、企業等が参加しやすい制度にするためのヒアリングを広く行うと共に、先進都市での事例も参考にしながら、本市において導入可能な制度設計を行っていきたいと考えております。

(3)オープンカフェの社会実験の中身、スケジュールとともに今後の展開時期、内容、今後の展開イメージをお聞かせ下さい。

<答弁>今年度実施するオープンカフェ社会実験は、昨年度好評であったことを踏まえ、将来のカフェ常設に向け「市民の憩いと活動の場」と「観光の起点」という2つの観点から効果や課題を検証するため、公園の緑や岡山城・後楽園の景観との調和を考慮した営業施設を設置し、9月から11月までの3ヶ月間、平日を含めて継続的に実施いたします。
営業時間は近隣の観光施設の営業時間を考慮した時間帯とし、メニューについても月毎に変化を持たせて、利用者ニーズを探ります。また、観光案内機能を持たせるとともに、新たにカルチャーゾーンの魅力や回遊モデルプラン等の紹介、外国語表記も記載した観光案内パンフレットを作成し、カフェ内で配布することで、回遊性を促します。
 実験後は、実験結果の効果や課題を踏まえて、施設設置・運営に関するスキームを整理し、石山公園の再整備スケジュールと調整を取りながら、パークマネジメントの一環として、カフェ常設に向けて取り組んでまいりたいと考えています。

(4)ミズベリング岡山の旭川活用について今後の取り組みについてもお聞かせ下さい。

<答弁>昨年初めての試みとして国や県、岡山商工会議所、岡山大学、NPO団体等と連携し開催したミズベリング岡山旭川は、水辺空間を活かした様々な活動を増やすことで、にぎわいを創出することを目的としており、第2回目を今年の10月16日に開催する予定です。今年度は、昨年以上にこの水辺空間が「にぎわいの拠点」となることを期待して、現在、「水辺で何かやってみたい」と思っている地域の皆様が、水辺空間で実際に「試す」イベントを公募しており、市民の皆様の参画による水辺の新しい利活用の可能性を引き出していきたいと考えています。

(5)石山公園の改修(リニューアル)について スケジュール、市民意見の反映方法につてお聞かせ下さい。

<答弁>石山公園の改修については、今年度は、昨年度実施した基本設計を基に、公園協議会準備会や市民の皆様などとワークショップや意見交換会を開催し、市民ニーズや新しい公園ルールなどを反映した公園となるように実施設計を行っていきたいと考えています。改修工事には概ね1年の工期を要することから、国の工事等や利用者との調整を行い、平成30年度頃には工事に着手したいと考えています。

4 住民サービス向上のための窓口の改革

「選ばれ続ける自治体」であるために、住民満足度を高め、魅力を向上させる取り組みは今後ますます重要であるなかで、この10年、多くの自治体が様々な方策を模索してきたその一つが「窓口サービス」の向上だろうと思います。「窓口」といっても、人と人の対面や電話口であったり、あるいは、庁舎一階のロビー環境についてもそう捉えられると思います。市民は勿論、移住者の多い本市においてはより一層のおもてなし、サービス向上の推進・改革が必要ではないでしょうか。

(1)これまでの総合案内や電話交換業務における、現状課題の分析、改善に向けての取り組みをお聞かせ下さい。

<答弁> 本庁舎の総合案内については、委託により常時1名が対応しており、受付件数は、平成27年度実績で1日当たり約250件、電話交換業務については、委託により常時3名以上で対応しており、受付件数は、平成27年度実績で1日当たり約1,000件となっています。
総合案内や電話交換業務において、どこに取り次ぐか判断が困難な場合は、要件をよく聞き、担当課に内容を伝え、適切であるか確認してから、案内することとしています。
また、宿日直が対応する平日夜間や休日において、緊急を要する場合には、各関係課の担当に直接連絡するようにしています。
なお、取り次ぎの判断が難しい場合もありますが、こうした事例をマニュアルに順次追加するなどしており、今後も、適切な対応となるよう引き続き努めてまいりたいと考えています。

(2)本庁舎一階ロビー内には最近になって各所の新設が見られます。それぞれの設置目的は理解しますが、どうもバラバラ感があるのは否めません。ロビー全体のグランドデザインが必要ではないかと思いますがいかがでしょうか?

<答弁> 本庁舎1階スペースは市の顔であり、多くの方が来庁されていることから、おもてなしの一環として見直しをおこなってきているものです。具体的には、総合案内所の改修、エレベーター前のデジタルサイネージによる情報発信、国際交流スペースの設置など、周辺のバランスに配慮しながら、随時改善してきました。
今後も、環境整備を行う際には、全体としての調和が図れるよう工夫してまいりたいと考えます。